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モドル
蛋白石
オパール



二酸化珪素と水で出来たシリカ鉱物の仲間ですが、オパールは結晶しておりません.
実は結晶してるのもあるけどぉ〜 もう少し詳しく載せてます.→about_stone/silica.html#非晶質石英
「ちょうど地中にできたゼリーのようなもの」という例えを読んだとき、かなり納得しました.
水を含んだ鉱物です.ターコイズクリソコラもそうですが、含水鉱物は熱によって脱水して割れます.
普通含水鉱物は樹脂などで補強されてますが、とりあえず高温にご注意下さい.モース硬度が若干低い
といわれますが、フローライトやアパタイトなんかより全然硬いです.
それと有名な話ですが、オパールは定期的に水分を与えないと割れるという説.多分はその説は、
ハイドロフェーンタイプと呼ばれる、普通より水分含有量の多いオパールのごく一部に当てはまる事柄だと
思います.モチッ子肌はお手入れも大変なんですね.この頁のオパール指輪達は全然お手入れされてません.
通常のオパールは意外と放置でも大丈夫なのかも・・・.



●プレシャスオパール
Semi black&White opal オパールといえば「七色の光を示すもの」のイメージですが
上述のとおり二酸化シリコンと水で出来たものがオパールです.
光らないものも勿論ございます.オパールのプリズムは
シリカの粒子が反射を起こしてうんたらかんたら・・・
で、光の波長が関係するらしいです.難しすぎてわかりません.
遊色のものはプレシャスオパールまたはノーブルオパール
と呼ばれます.

オージーのブラックオパール(左下)やメキシコのファイヤーオパール,ウォーターオパール通称白メキ
(右下)等有名ですね.大雑把に書きましたが、ご存知オーストラリアはオパールを国の石に定めている
だけあってかなり細かいカテゴリーに分かれてるそうです.
Black opalWater opal



●その他の産地
最近ではエチオピア産のめっちゃめちゃ私好みのオパールも出てますね.エチオピア産はいろんな
タイプのオパールがあるみたいですが、ファイヤーオパール系やチョコレイトオパールと呼ばれる、とても
変わったのがあります.近々エチオピアのチョコレイトオパールの写真アップできればと思ってます.
下はホンジュラスのオパール.ホンジュラス産にももちろんゼリータイプはありますが、写真は有名な
ブラックマトリクスオパール.超ラメラメです. From Honduras


●コモンオパール
七色に光らないオパールです.いろんなものがあり、ビーズになっているものも沢山あります.
中には汚い、失敬.味のあるものもあり、それらを使った個性的なジュエリーもたくさん見ることができますね.
コレがオパールなの?うそでしょ?」と思わないで下さい.れっきとしたオパールです.ブルーオパール,
イエローオパール,デンドリティックオパール等.下画像は左がオレゴンオパール「オウィーブルー」,右は
アフリカンオパールという流通名のビーズ.アフリカンオパールは恐らくオパール以外にもいろんな石が
くっ付いていそうな石です.
Owyhee blue opalAfrican opal



●ピンクオパール
メキシコとペルーで採れるオパールに似た鉱物です.パリゴルスカイト(パリゴルスキー石)というめちゃ
めちゃ柔い鉱物にオパール,石英の変種(クリストバル石)などが混入した石らしいです.成分が似ている
とか掘り出されたときの形状がオパールにそっくりだとか.ちょっと前までオパールに分類されてたそう
なのですが現在の正式分類はパリゴルスカイトとされるようです.
でもピンクオパールはピンクオパールっしょ! Palygorskite


●加工品,マンメイド,模造品
Boulder matrixオパールの加工品タブレットトリプレットは有名ですね.
昔の貼り合せ品は境目が直線で、土台の素材はオニキスやプラス
チックだったそうです.近年は画像指輪のように境目がナチュラル
で土台が母岩のものが主流らしいです.
この指輪は相当古いので、もしかしたら天然の母岩付きオパール
なのかもしれません.よくわかりませんねー

模造品と呼べるのかわらないのですが「オパールクォーツ」「オパライト」というガラスもあります.
(オパライトとはコモンオパールのこと.という話も聞きました)
紛らわしいネーミングにもかかわらず、ガラスである説明がなされていないことも多くございます.
見た目は均一でやたら瑞々しくてキレイです.が天然の鉱物特有の「味」がないので私は苦手です.
また人造(マンメイド)のオパールもございます.人造オパールはオパールなので遊色がでます.



●貝や木、恐竜の骨のオパール化
化石の成分の一部がシリカに置き換わりオパールになってしまったもの.主にオーストラリア産
まず
メキシコオパールとオーストラリアンオパールの見た目の違いは、オパールの生成の違いだとか.
メキシコオパールが火山岩の中で固まるのに対し、オーストラリア産は地層の中で静かにゆっくりと
固まるそうです.なのでシリカの粒が整然と並びキラキラもひと際なのだとか.
化石オパールは推積性のものでなければ無理なんだそうです.そう言われてみれば火山岩の中に化石は
入れないですものね.約1億年前に水中で死んだ貝や恐竜,木が堆積地層に埋もれて化石となりますが
シリカを豊富に含んだ地下水が近くにある場合はただの化石で終わらずに、浸透したシリカ水によって
オパールへと変化を遂げるそうです.その後周囲の砂は固まって砂岩となり、オパライズド化石が閉じ
込められ→発掘され→お宝発見!→マニアさんの垂涎の的.
因みにキラキラしたアンモナイトの化石アンモライトはオパール化したものではないようです.



●母岩オパール(マトリクスオパール)
Cantera opal Boulder opal
上のボルダーオパールはオーストラリア産.
鉄鉱質のメタリックな母岩の脈状溝にオパールが形成されてます.
画像のは低ランクボルダー.(この写真しかなくて・・・ごめんなさい)
カンテラ(付き)オパールはメキシコの母岩オパール.メキシコの現地語で母岩のことを「カンテラ」と
言うそうです.ゼリーの水溜りはウォーターオパール系であったり,鮮やかなファイアーオパール系で
あったりまたカンテラの色も白〜赤っぽい色があって様々です.見ていて飽きない不思議な魅力です.
他にもルイジアナ州で採れるベージュの珪岩にツブツブに入ったマトリクスオパールや、上でご紹介した
ホンジュラスのブラックマトリクスオパールなどいろいろあるみたいです.